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2013年09月20日

子宮内膜症の対処療法

子宮内膜症の治療方法は、薬物療法と手術療法があります。

薬物治療では対処療法とホルモン療法があり、それぞれピルを使用し、
生理をコントロールするなどの方法になります。

手術療法は、病巣を取り除く方法で妊娠する希望するかどうかで決めます。

早く妊娠したい人で卵巣チョコレート嚢胞のある場合は、薬物療法よりも手術を優先したほうが
いいでしょう。

直接、妊娠の妨げになっている癒着をはがします。

すぐに妊娠を希望しない場合でも、卵巣チョコレート嚢胞が直径5〜6cmを超えているときは、
早めに手術を考えておいたほうがいいでしょう。



〇鎮痛薬(NSAIDs)

炎症を抑え、子宮内膜症の症状である痛みを軽減します。

鎮痛薬には生理時に痛みを引き起こす、子宮の収縮を促す物質の発生を抑える働きがあります。

種類が多く、人によって効果が違います。

主としてプロスタグランジンの合成阻害作用をもつポンタール、ロキソニン、
ボルタレンなどの非ステロイド性鎮痛薬を月経前から投与します。


〇ホルモン療法

これらは、すべて病院や医院を受診して処方してもらう薬ですが、原因となる病気によっては
、使われる薬が異なります。


GnRHアゴニスト(偽閉経療法)


閉経後のように、女性ホルモンの分泌を低下させて排卵・生理を止め、子宮内膜の増殖を抑えます。

副作用としては更年期様症状、骨量減少などがあります。


・点鼻タイプ

鼻の粘膜に噴霧して使うスプレー薬。

点鼻薬は月経の1日目から2日目に1日3回程度、1回ずつ左右の鼻にスプレーします。

また片側の鼻だけの物もあります。

投与期間は最長6カ月。 手軽に投与できます。


・注射タイプ

4週間に1回、上腕や腹部に皮下注射する。

男性ホルモンの誘導体を使い女性ホルモンの分泌を抑え、閉経の状態にし、
子宮内膜の増殖を抑えます。

また、子宮内膜症病変に直接作用し、病巣を小さくします。

投与期間は最長6カ月。


・黄体ホルモン剤

子宮内膜を着床しやすい状態にし、乳腺を発達させたり、子宮筋の緊張をゆるめる働きが
あります。

月経として内膜がきちんと剥がれるためにも不可欠です。

2008年には新しい黄体ホルモン剤が保険適応となりました。
このお薬には排卵を止め、女性ホルモンの上昇を抑えて、子宮内膜の増殖を抑える作用が
あります。


・低用量ピル (排卵を止め、生理を軽くする)

ピルはの服用で排卵を止め、子宮内膜の増殖を抑えます。

薬を休む期間に生理が始まりますが、ホルモンをコントロールして、生理痛を軽くします。

毎日1錠ずつ服用してください。

これを約3週間持続して、1週間服用を停止しましょう。



〇手術療法

・保存手術

子供を産むために必要な臓器を残すための手術です。

病巣部の癒着をはがす、卵巣内のチョコレート嚢胞を処置するなどがあります。

ただし、小さな病巣や隠れた部分の病巣は処置できずに、再発する可能性もあります。

・準根治手術

症状が重く、子供望まないという人に対して、子宮を全摘出し、片方の卵巣などを残す手術です。

生理がなくなり、ひどい痛みから解放されます。

さらに健全な部分の卵巣を残すことで女性ホルモンが分泌され、更年期症状を防ぐことができます。

卵巣機能は温存されます、そのため内膜症の再燃の可能性があります。。 


・根治手術

症状が非常に重い場合、左右の卵巣と子宮を全部取り除く手術です。

生理がなくなり、ひどい症状から解放され、再発の心配もないですが、
女性ホルモンの分泌がなくなるので、のぼせ、うつなどの更年期障害・
骨粗鬆症などが起こってきます。

閉経が近い場合、この手術を選ぶことが多いですが、閉経まで期間がある場合は、
準根治手術の方を選ぶほうがようでしょう。


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