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2013年09月21日

子宮内膜症と不妊

子宮内膜症と不妊の関係について

現在10組に1組は不妊症に該当するといわれてます。

子宮内膜症と不妊症の因果関係は完全には解明されてませんが、
子宮内膜症の人はそうでない人よりも受精、着床を妨げる物質が多く分泌されているため不妊になりやすいようです。

子宮内膜症の人すべてが不妊というわけではありません。

子宮内膜症は、不妊の直接の原因までにならなくても、不妊を引き起こす重大な問題になります。

このため、不妊治療をする場合では子宮内膜症そのものの治療より、
できるだけ早く妊娠するための治療を優先させることになります。

内視鏡手術で病巣を取り除いたり、癒着を剥がす手術療法、体外受精を試みる場合もあります。

いずれにしても早期発見と早期治療が大切です。

ひどい月経痛、性交痛、排便痛など、子宮内膜症にみられる症状がある場合はは早めに受診しましょう。

一方、不妊症にはさまざまな原因がありますので、男性側の精子の問題など、それ以外の原因についても検査することが必要です。



子宮内膜症が不妊を引き起こす機序

1.卵管周囲癒着、卵巣の癒着→卵管運動性の障害、卵管のピックアップの障害

2.卵巣チョコレート嚢腫による卵胞成育の障害

3.子宮腺筋症では着床障害

4.腹水中の細胞成分や生理活性物質の変異→受精・着床の阻害





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